後輩に頼み事しても「無理です」「できません」と言って断られた経験はありませんか?そんなときに「なんであいつは断ったんだ?」と思いますよね。そんな疑問を抱いたときにどう対処するのがいいのか。どうすれば断られなくなるのか、きっかけとなる考え方を話していこうと思います。
しょまにい~
部活の後輩に頼み事をしても「無理です。」って聞いてくれないよ~。
どうしたらいいの?
それは困ったね。
じゃあ今回は、どうやったら後輩が言うことを聞いてくれるようになるのか考えてみようか。
他人を変えるのはとても難しい
先に結論を言っちゃうけど、後輩を言うことを聞くように変えることは
ほぼ不可能と言っていいほど難しいよ。
え!?無理なの?
学生に限らず、社会人の方でも学生くんのように後輩が自分の言うことを聞いてくれなくて困っているという人は少なくないと思います。
そんな時に、
「はぁ、もっと後輩が言うこと聞いてくれるやつだったらなあ。」
「明日の朝には言うこと聞いてくれる後輩になっていないかなあ。」
とか思っていませんか?はっきりと言いましょう。
そんな期待はするだけ無駄です。
なぜなら、人それぞれ今まで生きてきた過去や価値観があり、それは他人が簡単に干渉できるものではないからです。
後輩に変わってほしい、他人に変わってほしいという考え方は傲慢であり、自分の成長を諦めてしまう考え方でもあります。この考えをしてしまっている人は、少々考え方を改める必要があると私は考えます。
原因自分論
そんな期待するだけ無駄って言ったって
変わらないならどうしようもないじゃん。
じゃあもう後輩は諦めろっていうの?
そんなことは言ってないぞ。
もし本気で後輩の態度を変えたいっていうならまずは
学生くんが変わる必要があるんだ。
僕が変わるの!?
カナダの精神科医、エリック・バーンの名言でこんなものがあります。
過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる
まさにこの言葉の通りです。
他人がもっとこうしてくれれば、と思っても現状は何も変わりません。何事も、
「自分がもっとできることはないか?」
「自分がこういう態度を取っていたから相手は嫌だったのではないか?」
と自己反省をし、改善をしていく必要があります。俗に言う原因自分論です。
身の回りで起こる問題には必ず原因があります。原因が完全に自分にあると思え。というわけではありません。自分にも原因があったのではないか?と考えることが大切です。
学生くんの例で言うのなら、
問題点:後輩が言うことを聞いてくれない
自分が悪いと思われる点:忙しいタイミングで頼んだから聞いてくれなかったのではないか
自分の説明が足りず、難しいタスクだと思われ拒否されたのではないか
といったように自分が原因になっている部分があるのではないかと考えることが大事なのです。
つまりは、問題が起こったときに、
10:0で自分に原因がある→言わずもがな反省すべき。
2:8で一部自分が悪いところがある→2を無くすにはどうすればいいか考える。
0:10で相手の問題である→自分が原因の問題ではない。
ということです。
具体的な行動例
考え方ってのは分かったけどさ、具体的にどうすればいいのさ。
これは僕の経験だけど、
・頼み事を受けてくれた時に感謝の言葉を添える
・プライベートのとこで他愛もない話をして仲良くなる
・だれかこれやってではなく指名する
の3つが基本で一番大切だね。
1つ目については私が高校時代、部活動で後輩に物事を頼むときに、やってもらうということを当たり前だと思わずに、必ずやってもらうことに対して感謝の気持ちをもってお願いしていました。些細な一言かもしれませんが、このありがとうの一言だけでも頼まれる側の心持ちが大きく変わります。ぜひとも物事を頼む時は一言ありがとうと添えてみてくださいね。
2つ目のプライベートで仲良くなるというのは、簡単な話です。打ち解けてある程度お互いに知った状態の方が頼みやすいし後輩としても頼まれやすいです。一緒にご飯に行くも良し、部活終了後の帰るまでの時間の談笑でも構いません。後輩との距離はある程度近い方が頼みやすいものです。
3つ目、頼む時は必ず誰に頼んでいるのかを明確にしましょう。「1年生!だれかこれやっといて!」と言われた時、「だれかやってくれるだろ」と思うのは当然の感情です。なので頼む時は必ず誰かを指定して頼むようにしてください。
まとめ
・人が変わることに期待することは無駄なことである。
・現状を変えるにはまずは自分を変えることから始める。
・原因は自分にもあるという考え方をしてみる。
・頼み方や頼むまでの過程が大事。
あなたが後輩に対する態度や接し方を変えると必ず後輩も態度が変わります。もし他人に変化を求めるのであればまずはあなたが変わる必要があります。どんな時も人のせいにすることなく、一歩立ち止まって、自分にも原因があるのではないかと考えてみてください。一歩止まったことで視野が広がり、世界が少し変わって見えると思います。
もしこんな後輩がいて困ってますだとか、こんな対応の仕方はどうですかなど、悩みの種等あれば遠慮なく送ってください!お待ちしています!
以上!ありがとうございました!
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